サイドバイザー不要?必要?実はサイドバイザーに素晴らしい機能があった

 

新車購入時、サイドバイザーの取り付けが当たり前のような時期が長年続きました。新車セットなど様々な愛称でオプション構成され、フロアマットやサイドバイザーがセットになる商品でしたが、何の疑いもなく装着していた人も多くいました。

 

しかし、最近は禁煙も手伝ってかサイドバイザーの装着率が少なくなっているといいます。そこでサイドバイザーについてもう一度見直してみました。

 

 

サイドバイザーの装着は、昔から車内でタバコを吸う方には必需品の装備となっていました。もちろんかつての国民の喫煙率はかなり高かったので、サイドバイザーによる換気はかなり重要だったと考えられます。

 

禁煙が叫ばれるようになり、さらに車内での喫煙はリセールにも影響するという風潮が高まりを見せたことで、車内喫煙が激減し、サイドバイザーの必要性が見直されています。

 

また、サイドバイザー自体のデザインがかっこ悪いという方も多く、サイドバイザーを装着したくないオプションにも変わっています。

 

そんな毛嫌いする方も多いサイドバイザーですが、本機でサイドバイザーの効果を高めた商品も存在します。それがGRsportsが開発したスポーツサイドバイザーです。

 

すでに2年ほど前に登場しており、真新しいというわけではありませんが、このGRsportsのサイドバイザーの登場で空力対策の大切さがわかります。

 

それは、サイドバイザーを装着するフロントAピラー部分は、風の流れがほかの車体の周りより早いということです。つまり、そこに何らかの形状変更を行えば操縦性能に影響が出ると考えました。

 

 

サイドバイザーの装着で、操縦性能が変わるなんて、そんな馬鹿なことあるわけがないと思う方もいるでしょう。しかし、GRsportsでは、真剣に開発し、操縦性能だけでなく、乗り心地にも影響するサイドバイザーを製作しました。

 

中には、空力パーツなど、サーキット走行などの次元の違う速度域でなければ体感できないから購入するのは無駄と思うかもしれません。

 

しかし、GRsportsで販売するスポーツサイドバイザーは、一般道路走行でも体感でき、しかも40km/h程度でも誰が乗っても違いが分かるように開発されています。

 

そして、サイドバイザーの大きな目的はベンチレーション機能でしょう。雨の日に少しだけ窓を開けて車内を換気するためにとても良いアイテムです。

 

しかし、使用したことがあればわかると思いますが、窓を少し開けたときにフロント側からは良く排出されますが、実は排出された空気は、同じ窓の後ろ側から車内に入っているのを知っているでしょうか。

 

つまり、サイドバイザーは換気できているようで、実はできていません。しかし、対角で窓を開けた場合は、車内の空気を全て対角で排出するので、車内の空気が排出されていることには間違いありません。

 

それが普通のサイドバイザーでは、窓を少し開けるとなぜか顔に風がたくさん当たる経験をしたことがあるのではないでしょうか。これは、車内の空気がフロント側から排出され、そしてそのまま窓後方から車内に戻り、顔に当たります。

 

このような、問題を改善させたのが、GRスポーツサイドバイザーで、サイドバイザー後方にゴムパッキンを取り付けて車内に空気が巻き戻るのを防いでいます。

 

サイドバイザーの効果は、車内換気ですが、今まで多く販売されていた商品では、こういった空気の流れまで考えた商品はありませんでした。

 

そのため、濡れないように取り付けたはずのサイドバイザーなのに、雨の日に少し窓を開けるとなぜか顔が濡れることがありました。それが最近は、空気の流れも考えた商品があるので、そういったサイドバイザーであればかなり効果が期待できるでしょう。

 

さらに最近では、空力を味方につけたサイドバイザーも登場しており、装着することでまるで運転がうまくなったと錯覚するようなサイドバイザーもあります。特に低速でもハンドルの切り出しが変わり、さらに同乗者の体の揺れも少なくなるなど、いいことづく目のサイドバイザーが販売されています。

 

 

空力というと、空気で車体を押さえつける、空力パーツを想像する方も多いです。しかし、サイドバイザーに対する空力とは、クルマを押さえつけるのではなく、空気の壁をまとう考えになっています。

 

つまり空気でクルマを包み込むことで、余計な動きにたいする反応が変わるようです。

 

このように、サイドバイザーも進化を続けており、タバコを吸わないからとか、格好が悪いからいらないでは片付けられない領域まで来ているのではないでしょうか。

 

もちろん、取り付けるも取り付けないもそれぞれ個人の自由です。しかし、あんな小さな部品がエアロパーツと呼べるような凄い商品に変化していることを踏まえれば、サイドバイザーを見直して取りつけてもいいかもしれません。もちろん、それなりに性能が保証されているサイドバイザーに限りますけど。