暑い夏がやってくる!グローブは暑い日専用品を使っていますか?

 

いよいよ暑い夏がやってきますが、今年はエルニーニョの影響で普段より熱くなるといわれています。もうすでに各地で真夏日を超える気温を記録しており、日中に外を出歩くのがしんどくなってきました。

 

バイクも暑い夏はそれ相応の装備でツーリングに出かけたほうが快適です。そこで夏専用グローブについて考えてみました。

 

バイクを運転するときグローブを装着しますが、その理由は転倒などもしもの時に手のケガを防ぐだけでなく、飛び石や虫などの衝突により手を守ることも目的です。さらに雨が降ると滑りやすくなり、操作性に危険が及ぶのでしっかりとしたグローブの装着は欠かせません。

 

 

よく、ライダーの中に軍手や作業手袋を付けている方もいますが、耐久性や安全性は極めて低いのでバイクには向かないといえるので、グローブはバイク専用品を選びたいものです。

 

転倒時に手へのケガはグローブありとなしとではかなり差があります。さらに軍手のような布地では転倒時の摩擦に耐えられず、すぐに穴が開いて手に大きなけがを負う恐れもあります。

 

もちろん作業手袋もバイク用手袋に比べて耐久性はかなり劣るので危険と言えるでしょう。結局自分の手を守るのは自分の考え一つなので、その辺をよく考えて手袋選びをしてください。

 

 

バイクグローブの選び方ですが、一目見たデザインで選ぶ方が多いでしょう。そのため、走行スタイルに合わせたバイク用グローブを選ぶこととなるはずです。

 

バイクのカラーと合わせたグローブやレーシングスタイルなど、好みに合わせてデザインは選べばよいと思います。

 

次に重要なのは手にしっかりフィットするか、実際に手にはめて確認するのが一番です。もし手にはめられないECショップで選ぶなら、自分の手のひらの横幅と縦幅をメジャーで測って、欲しいグローブのサイズと照らし合わせてみるとよいでしょう。

 

しかし、実際はライディングに適した手の動きができなければどんなにサイズが合っていてもすぐにいやになってしまうもの。できるだけグローブは店頭で手に取って吟味することをおすすめします。

 

 

バイク用グローブで重要なのが摩擦に強いプロテクターが装着しているかでしょう。しかしあまりにもごつごつしたグローブは通気性に問題があります。

 

夏用はできるだけメッシュタイプで通気性が良いグローブを選ぶと快適なツーリングができます。

 

もちろん、メッシュタイプは通気性が高く作られているので、どうしても耐久性といった面ではほかのタイプより劣るところもあります。

 

ただし、夏場といってもツーリング中は風を受けて意外に体は冷えてくるものです。その辺もよく考慮して通気性のグローブでもよいのか考えてみるとよいでしょう。

 

そこで、グローブは数種類用意していると長距離のツーリングでは安心です。長距離では途中で何があるかわかりません。突然の雷雨に出くわす可能性もあり、濡れてしまうと替えのグローブがないと後が大変です。

 

そういった時のために登山などでも使うゴアテックス製のグローブは通気性もよくしかも防水性にも優れ、柔軟性に富んでいるため機能性が高くバイクグローブとしてはかなりおすすめです。

 

つまり、機能性はバイクのハンドルを握る時にとても重要なので、デザインや通気性、プロテクターの状態だけで選ぶことなく、ハンドルを握った時の感覚が手の隅々まで伝わるグローブのか、注意深く確認しましょう。

 

そのため機能性に分けたグローブも販売されています。よく見られるのが、バイクの種類別に作られたグローブですが、その中に女性用や男性用に分けられたグローブがあります。

 

特に女性用も男性用に負けないデザインやバイクの種類別、そして女性向けのデザインで数多く販売されているので、グローブ選びも楽しいひと時になるのではないでしょうか。

 

そしてバイクのグローブ選びで重要なことは、ピッタリフィットしたタイプより少しゆとりがあるグローブを選ぶことです。試しでグローブをはめてちょうどよいと感じたグローブは、実際にグリップを握ると指先が詰まった感じになることはよくあります。

 

 

だからといって大きすぎるグローブは、操作性が悪くブレーキやクラッチ操作がしにくくなるでしょう。また、操作がしにくいということは、とても危険なので小さすぎるグローブより大きすぎるグローブは選ばないようにした方が安全です。

 

そこで、グローブの大きさを選ぶポイントとして、装着した時に指先に2センチから3センチほど余裕があるグローブを選んでみましょう。少し緩いと感じますが、グリップを握るとちょうどよい大きさで手にフィットするはずです。

 

また、最近はスマホタッチがしやすいグローブも数多く登場しているので、スマホを触るたびにグローブの脱着がいらないのでとても便利です。

 

色んなタイプのグローブが販売されていますから、夏場は暑いからグローブをしないとうのではなく、安全やケガの防止のためにぜひ夏用バイクグローブを装着して快適なツーリングに出かけてみてください。

CANインベーダーで高級車を57台も盗まれる事件が発生!防ぐ方法はあるのか

 

東京都練馬区で、特殊な装置をつかった車の窃盗事件が発生し、2人が逮捕されました。今年5月から57台にも及ぶ高級車を盗んでいたと供述しており、被害総額は3億円にも及ぶという報道がありました。

 

急速に広がる新しい窃盗技術であるCANインベーダーとはどんな方法なのか、そして対処方法はあるのか解説します。

 

近年、クルマの窃盗といえばリレーアタックが主流で、スマートキーの電波を複製して車を盗む方法でした。しかし、最近はCANインベーダーという方法が世界で主流の窃盗方法になっています。

 

CANインベーダーの大きな特徴は、スマートキーの電波を盗む必要がなく、特殊な機器さえあればそれを使用して盗み出せてしまう非常に恐ろしい方法です。

 

CANインベーダーで盗む方法とは、現代はクルマ中にCAN信号と呼ばれる配線が張り巡らされており、そこにアクセスすると開錠やエンジン始動ができてしまうことを利用した盗難方法です。

 

なぜCAN信号がクルマに張り巡らされているのかというと、現在のクルマにはOBDⅡと呼ばれる自動車の情報が集約されたターミナルのような機能があります。

 

主にクルマの状態を調べるために整備工場で専用のスキャンツールをつないでチェックするという話を聞いたことがあるでしょう。

 

このOBDⅡにアクセスできれば、クルマのドアを開錠し、エンジン始動もできてしまいます。そこで窃盗犯はOBDⅡにつながるCAN信号線に専用機器をつなぎ、クルマを開錠させ、そしてエンジンを始動させてしまいます。

 

 

OBDⅡにつないで窃盗していることから、CANインベーダーのことを海外ではOBD Port Theftといった呼ばれ方をしています。

 

そして問題なのが、CAN信号線がどこにあるのかということです。この信号線は運転支援システムやヘッドライトなどの配線につながっているので、クルマに少し詳しければ、どうやってアクセスすれば良いかわかってしまいます。

 

特に多いのが、フロントバンパーをサクッと一部だけ外してそこからアクセスするというものです。最近のクルマのバンパーは、差し込みクリップで止まっており、ねじ止めもM6のビスで数本止まっているだけなので、強引にフロントバンパーサイドを引っ張れば外れてしまいます。

 

そして、そこから手を入れてヘッドライト裏のコネクターにあるCAN通信用の配線に割り込ませてクルマを開錠させエンジンも始動させてしまうというものです。

 

しかし、この方法が使えるのはごく最近のクルマか、高級車のみと言ってよいでしょう。というのもヘッドライトはそもそもCAN通信をしていませんでした。

 

それがカーブでハンドルを切るとヘッドライトが動いたり、対向車の光で減光するなど、ヘッドライトに多種多様な機能を持たせた車種が出てきました。このような機能が作動するには、ほかの機能と通信させる必要があるのでCAN通信を使用したヘッドライトが装備されるようになっています。

 

 

つまり、ヘッドライトに多機能な装備があるとCANインベーダーの標的になると考えてよいといえます。さらに最近では、レーダーとLiDARセンサーを組み込んだヘッドライトも登場しており、CANインベーダーの標的にされてしまう恐れがあります。

 

では、CANインベーダーからどう守ればよいのかといえば、物理的ロックなどを組み合わせるのが基本と言えるでしょう。

 

 

まず、物理的ロックと言えばタイヤロックやハンドルロックがあります。これらのロックは、窃盗犯に対して盗むには手間がかかるという視覚効果も狙えるので効果的です。

 

 

ただしハンドルロックは、安い商品だと簡単に破壊されてしまうので、効果はそれほど期待できません。理想は2重や3重に物理ロックをして盗み出すまでに手間がかかることを認識させる工夫がポイントです。

 

そして所有者の手間が少なく窃盗犯に盗むのを諦めさせるには、CANインベーダーと切り離した盗難警報装置が有効です。

 

たとえば、バイパーやホーネットなどが有名ですが、高価な盗難防止装置を設置しておけばCANインベーダーから守ることも可能です。

 

まず、基本はどんなクルマでも必ずドアを開けなければ盗み出せないという事に注目しましょう。ドアを開けるとセンサーが反応し、大音量で警報音が鳴るセキュリティは効果があります。

 

さらに、強者はバッテリーを遮断しようとしますが、セキュリティ装置の中には独自のバックアップ電源を有する警報装置もあるので、バッテリーが遮断されても問題ないでしょう。

 

このほか、ダブルポイントループセンサーと呼ばれる、不正に車にアクセスを検知する盗難装置もあり、複数の盗難防止装置と組み合わせれば、CANインベーダーからクルマを守れます。

 

確かに高価なセキュリティシステムになりますが、大切な高価な愛車に何も対策しなければあっという間に盗まれその損害は測り知れません。数万円でクルマを守れるなら安い買い物だと思います。

免許証とマイナンバーカードの紐付けについて私なりに考えてみたがデメリットばかり?

 

マイナンバーカードのトラブルが相次ぎ、毎日ニュースを賑わせていますが、マイナンバーカードは保険証に続き運転免許証と紐付けするといわれています。

 

さらに当初2026年だった紐付けを前倒して2024年にも運転免許証として紐付けるとしています。しかし、これまでのトラブルで本当に運転免許証と紐付けしてトラブルがないのか考えてみました。

 

現在マイナンバーカードの問題点を検索すると、情報漏洩などのセキュリティの不安が多く出てきます。現に保険証との紐付けで他人の情報が登録されるなど問題が起きており、このような状態で運転免許証と紐付けしてもよいのか不安が募ります。

 

 

運転免許証の場合、個人情報は保険証より多くの情報が詰まっています。それは住所、氏名、生年月日以外に、運転経歴や違反点数、事故歴が情報として入っているからです。

 

仮に今の状態で紐付けされてしまうと、他人の違反履歴や事故履歴が自分の履歴として登録されかねない懸念があります。

 

もちろん、違反履歴や事故履歴は免許証から情報として漏洩することは今までありませんでした。もしマイナンバーカードと紐付けされて、情報漏洩すると個人の事故履歴や違反履歴が外部の人が簡単に閲覧できてしまいます。

 

これが何を意味するかというと、今後新たに就職するときに不利になる可能性があると考えられます。それは、経験がある方も多いと思いますが、水面下で事故歴や違反歴がある方をよしとしない企業にとって、情報が洩れて分かってしまうと、就職にも差し支えるということです。

 

しかも、現在あるトラブルのように、本来違反も事故も起こしていないのに誤情報として登録されていた場合、就職チャンスを逃す懸念もあるということです。

 

もちろん、新システムだからトラブルはつきものだから、そこまで目くじら立てる必要はないという方もいます。特に欧米の文化に触れている方ほどそういった傾向が強くなっていますが、その確率が1%であっても当事者にとっては100%不幸でしかありません。

 

このように、運転免許証をマイナンバーカードと紐付けることで、現在のシステムと照らし合わせると多くの問題が浮上してきます。

 

さらに、運転免許証は必ず3年から5年で更新が必要です。そしてマイナンバーカードも10回目の誕生日、18歳未満は5回目の誕生日で更新しなければなりません。

 

これは、今まで免許証の更新だけでよかったのが、マイナンバーの更新手続きも必要となり、免許証と紐付けされていても市役所と警察の2か所で更新手続きが必要となる不便さもあります。

 

もちろん、マイナンバーカードがあるとオンラインによる免許更新ができると政府で公表していますが、その更新手続きはスマホやPCの扱いに慣れていれば簡単ですがそれに慣れない方もいます。さらに、オンラインは現在もハッキングなど多くの問題の中で運営されており、不正の温床になる恐れもあるでしょう。

 

つまり、本来免許の更新ができない免停の方などが、オンラインから不正アクセスして免停情報を他人になすり付けて更新してしまう恐れだってないとは言い切れません。

 

私の知人の友人である海外の外国人に有った本当の話ですが、その国にも日本と同じマイナンバーカードと似たカードがあります。そして、その外国人はある時パスポートを取得しようと役所に出向いたのですが、すでにパスポートが発行されていると作成を拒否されました。

 

調べると、マイナンバーカードを偽造され、それでパスポートを偽造発行されていたことがわかりました。このような事例が日本でも今後起きないとは限りません。

 

マイナンバーカードと運転免許証の紐付けは、個人情報の多い運転免許証だからこそ慎重に行わなければならないことだと感じます。

 

 

さらに、驚くべき記事が先日あり、運転免許証とマイナンバーカードを紐付けするにあたり、今まで運転免許証が本人確認書類として有効でしたが、今後は運転免許証の本人確認は無効となるというものです。

 

また、顔写真付きでない今までの保険証なども本人確認として使えなくなり、本人確認にはマイナンバーカードで一本化されるということです。すでに、2020年2月4日以降発行のパスポートでの本人確認ができなくなっており、これも法律改正で決まったことです。

 

パスポートも、免許証がない方にとって本人確認書類として重要な書類でしたが、それができないためにマイナンバーカードを作る必要が出てきました。

 

このように、すでに本人確認書類は、銀行や不動産などを利用する際、マイナンバーでの確認へ一本化が向かっており、生活にはマイナンバーカードがないとかなり不便を強いられる状況が作られてきています。その中で、運転免許証も本人確認書類として認めないとなってしまえば、先に記したデメリットを呑んでマイナンバーカードを作成しなければなりません。

 

マイナンバーカードは、すでに77.3%で約9700万人が保有しています。かたや運転免許証は8200万人なので、マイナンバーカード保有者数のほうが多くなっています。

 

この状況を考えれば、紐付けしてもなんら問題ないようにも感じますが、問題はセキュリティの脆弱性が高いマイナンバーカードであることを皆さんもよく考えておいたほうが良いでしょう。

梅雨時期の車内の嫌な臭いを除去しよう!

梅雨時期は、湿気から車内に嫌な臭いが立ち込めることが多く成ります。とくにゴミのような埃っぽい臭いが多くありますが、その臭いの原因は「カビ」可能性があります。

 

カビには、人に有益のモノから悪さをするカビまで多種多様ですが、車内の臭いの原因となるカビは、人に対して有害であり、さらに人によってはアレルギーさえも起こします。ここではカビが発生する場所と撃退方法をご紹介します。

 

カビの原因は湿気なので、雨が多い梅雨時期は特に気になる臭いの原因です。

 

特にカビが発生するのがエアコンであり、吹き出し口から内部の通路、その途中にあるエアコンフィルター、そして冷気を作るエバポレーターです。

 

 

次に多いのは、フロアマットです。濡れた靴で車内に乗り込むことを繰り返すことで、カビが増殖して車内に嫌ない臭いを充満させます。

 

その次は、シートに発生するカビです。

 

汗や食べ物や飲み物かこぼれてカビになることが多いでしょう。また、雨の日にシートが濡れて次第にカビが増殖することもあります。

 

この3つの中で、梅雨時期にカビの臭いを大量に発生させるのは、フロアマットです。

 

フロアマットの素材によりにおいの発生が異なりますが、一番カビ臭を発生させるのはカーペット素材のフロアマットです。このカーペット素材は多くの車種で使用しているので、気を抜くとどのクルマでもカビ臭が発生しやすくなるでしょう。

 

 

対策として芳香剤や脱臭剤を車内に置く方も多くいますが、基本的に臭いの発生源をすべて取り除かなければ、カビ臭はなくなりません。

 

どんなに芳香剤を置いても、カビ臭より強い芳香剤の香りでごまかしているだけなので、カビ臭が強くなると、芳香剤の香りと混じって、さらに嫌な臭いを発生させる恐れもあります。

 

また、脱臭剤も最初は臭いを吸収しますが、カビを根治させていないと臭いの量が脱臭能力を上回り、脱臭効果が感じられなくなってしまうでしょう。

 

そこで、梅雨時期になってカビ臭を感じたら、まずはマット洗浄をしてみましょう。

 

マット洗浄と聞くとガソリンスタンドなどに置かれているマット洗い機を思い浮かべる方もいるでしょう。マット洗いが簡単で、しかも簡易脱水してくれるため、そのまま車内に敷いてしまう方もいます。

 

しかし、洗浄しても完全にマットは乾燥していません。湿気を好むカビにとって、マット洗い機で洗ったマットは格好の住みかと化してしまいます。よって、マット洗い機で洗浄したら、古新聞などを敷いてしっかりと水分を吸収させるようにしましょう。

 

しかしカビ臭は、これだけでは取り除くことが不可能な場合がほとんどです。そこで有効なのは洗濯洗剤などを使用して、ブラシでしっかりと毛足の付け根部分を洗うようにします。この時に、衣類用の漂白剤を使用すると効果的にカビの除去が可能です。

 

ただし、衣類用漂白剤を使い、フロアマットの色抜けが起きる恐れもあるので、使用するときは目立たない部分でテストしてから使用したほうが安心です。

 

キレイに洗浄したら必ず天日干しをします。しっかりと乾かすことで、カビを根こそぎ退治できるので、太陽で殺菌させるようにします。

 

 

マット洗いが完了したら、車内の除菌作業です。アルコールでも可能ですが、車内でも使用できる次亜塩素水を使った洗浄剤を使用して車内の消毒をします。

 

意外に忘れがちなのがガラスの内側の除菌です。ガラスにもカビ菌が付着しており、隙があればカビを増殖させて臭いを発生させようとしています。そこで、ガラスの内側もアルコール除菌スプレーなどを使用して、しっかりと除菌するとよいでしょう。

 

もちろん、車内のシートも掃除機がけとシミなどを除去した後に除菌スプレーでカビ菌退治をしておきます。

 

次にエアコンですが、エアコンフィルターをしばらく変えていない場合は、すでに交換時期を過ぎている恐れもあるため新品交換しましょう。交換方法はクルマにより異なるので、取扱説明書を確認するようにします。

 

またエアコンフィルター交換は、特に工具も必要ないので誰でも簡単に交換が可能です。

 

 

エアコン吹き出し口も、綿棒などを使いきれいに拭き掃除します。掃除の後はアルコール除菌スプレーで吹き出し口もしっかり除菌するのを忘れないようにしましょう。

 

問題はエバポレーターのクリーニングです。設置場所がインパネの奥にあり、車内をかなり分解しなければ取り外せません。

 

仮に取り外せたとしても、洗浄用の洗剤の入手は難しく、さらにエバポレーターの特殊なひだひだの構造の奥を洗うには高圧洗浄が必要なため、個人が洗浄するにはかなりハードルが高いといえます。

 

車内を除菌して、エアコンフィルターを新品に交換したのにまだカビ臭がする場合は、エアコンを洗浄する専門業者に相談するようにしましょう。

 

最近は技術も発達し、分解せずに洗浄可能な装置も登場しており、預けたその日のうちに洗浄が終わる業者も多数あります。費用も3万円前後で新品同様にエアコンが蘇るので、臭いが気になっていて、まだクルマを長く使用するなら一度相談してみるとよいでしょう。

話題になっているガラスコーティング剤 シラザン50を施工してみた感想

 

13年ほとんどワックス洗車で過ごしてきたブラック塗装のヒョンデは、見るも無残な塗装表面をしていました。磨き作業により、本来の艶やかなブラックを取り戻し、いよいよシラザン50の施工です。施工手順と施工で分かったことをお伝えします。

 

6月に入り、この時期とは思えない暑さが続いています。この暑さがシラザン50の乾燥に悪影響を及ぼすのではないかと少し不安もありました。

 

この商品は15度以下の寒い日用に効果促進剤はありますが、暑い日はどうなのか心配だったからです。しかし結論から言うと、実際施工してなんの問題がないことに驚きました。

 

まず、キレイに磨いたクルマを水洗いした後、水滴を完全に除去してから施工を開始します。施工にあたって、まずはA剤とB剤を同梱のスプレーボトルに入れてよく撹拌させることから始めます。

 

 

内容物を見ると、手袋とマスクが入っています。手に付くとあまりよくないのでしょう。そして、スプレーで吹き付けるので、細かい粒子を吸い込まないようにマスクも同梱されている心遣いにはありがたいと感じました。

 

まず、同梱されている手袋とマスクを装着し、A剤からスプレーボトルに入れて、次にB剤を入れてスプレーヘッドを取り付けてよく振って撹拌させます。

 

最初、スプレーがエアをかんでいるので、コーティング剤が飛散しても問題ない場所でコーティング剤が出るまで空ショットを数回行います。コーティング剤がスプレーノズルから出てきたらいよいよコーティング開始です。

 

 

付属されている取扱説明書には、一度にスプレーせずに50センチ角の面積に4から5ショット程度が適量とあるので、だいたいその程度の広さを目安に吹きかけていきます。

 

また、濃色車はムラが目立ちやすいのか、よく確認するよう注意書きがあったので、様々な方向から透かして見ながら施工を進めます。

 

吹き付ける距離は、施工面に対して10cmから15cm程度とあるので、そのくらいの間隔をあけながらスプレーします。スプレーして感じたことは、かなり細かいミスとなってコーティング剤が吹き付けられるため、風が強いと、思った部分にスプレーできそうにないと感じました。

 

取扱説明書を見ると、クロスに直接吹き付けて施工ができるとあったので、風が強い日に施工するのであればボディに直接ショットして施工するよりクロスにショットして施工したほうが確実と感じました。

 

コーティング剤は吹き付けたらすぐに拭き上げる作業をしますが、添付のクロスを使えば、簡単に素早く吹き上げられます。非常に簡単に拭き上げられるので、スプレーワックスのノリで施工ができました。

 

また、拭き上げ作業を繰り返していると、次第にクロスがコーティング剤で濡れて拭き上げが難しくなります。しかし、クロス2枚がセットに入っているので、ミドルサイズのSUVのような大きなクルマでも十分対応できます。

 

施工順番は、自分がやりたいように進めればよいと思いますが、基本は一方通行で施工するのが施工し忘れなど間違いも起きないので安心です。

 

例えば、左ボンネットから施工し始めたなら、次に右ボンネット、右のフェンダー、右ドア、そしてリア回りを施工して左側を施工するといったように、一方通行で施工すれば無駄もなく施工も簡単です。

 

また、非常に手軽にガラスコーテイングの施工ができますが、拭き取りが非常に重要なこともブラックの塗装で感じました。

 

完全にふき取りしたつもりでも、ショットした部分を拭いているうちにクロスが湿ってきます。そしてその状態がひどくなってくると、拭き取りが素早くできずいつまでも濡れた状態がボディに残ります。

 

さらに、濡れたクロスで拭き上げしていると、思わぬところも塗布してしまい、気が付かないうちに拭き取り残しが発生します。

 

そこで注意する点としては、常に乾いたクロスで最終拭き上げできるようにクロスを2枚持って拭き取り作業すると安心と感じました。

 

さらに、一方向から見るのではなく、様々な方向から確認することも重要でしょう。そしてもう一つ、夕方の施工は明るさが足りなくなるので、拭き残しが発生しやすいと感じました。

 

夕方に施工するなら、ライトを用意して光を当てながら拭き残しがないか確認しつつ作業すると心配がなさそうです。

 

 

施工後、磨き作業終了に比べ、色に深みが増したように感じました。特にブラックのボディは黒さが際立ち、鏡のような映り込みが素晴らしいと感じました。

 

これで、13年の汚れもきれいさっぱり落ち、新車のような輝きを取り戻したヒョンデも喜んでいることでしょう。

 

シラザン50

https://www.zwebonlinestore.com/shopbrand/carparts_coating/

ガラスコーティングに挑戦!下地処理偏

 

新車購入から、特に大きなメンテナンスもせず、ワックスインシャンプーで13年過ごしたクルマにガラスコーティングの施工を実施しました。

 

使用するガラスコーティングは日本ライティングが販売するシラザン50です。

 

チョイスした理由は、様々なネット情報に手軽な施工で本物のガラスコーティングができるという触れ込みだったからです。

 

今回施工するクルマは、なんと13年前のヒョンデのSUV

 

しかもボディカラーはブラックです。ブラックの塗装は、日ごろのメンテナンスが非常に難しい事は皆さんもご承知の通りです。しかし13年間たいした洗車もしてこなかったので、ボディ全体はイオンデポジットの塊のようになっていました。

 

 

まずガラスコーティングは、ボディ表面をその状態で包み込んでしまうので、まずは塗装表面をキレイにすることから始めます。

 

今回、キレイにする作戦としては、まずボディをシャンプー洗車してから水垢落としクリーナーで頑固なイオンデポジット除去を試みます。予想としては、ほぼ歯が立たないと思いますが表面に付着したイオンデポジットをできる限り落としてみます。

 

その後、コンパウンドを使い磨いてピカピカに仕上げていきます。

 

 

3M

https://www.3mcompany.jp/3M/ja_JP/p/d/b5005097085/

 

 

煌 水アカクリーナー

https://harukado.net/products/%E7%85%8C-%E6%B0%B4%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC-%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC%E8%BB%8A%E7%94%A8

 

今回使用する商品は、何処でも手に入る水垢落とし剤と、ECショップで販売されている細目のコンパウンドを使用します。

 

切削能力を考え塗装の場でファーストカットとして使用されている商品を選びました。そして、仕上げ用に極細目を使い、表面を整える作戦です。

 

まず、クルマの汚れを中性洗剤でよく洗い流してから、水垢落とし剤で表面の取れやすいイオンデポジットを落とします。

 

この作業をする理由は、いきなりバフで磨くと汚れがバフに絡みつき、作業性が悪くなるので、最初にできるだけ汚れを落としたほうが良いと知り合いの洗車業者の方からアドバイスをいただきました。

 

今回使用した水垢落とし剤は、薬剤と研磨剤でワックスや油分、水アカ落とす商品です。非常に細かい研磨剤が僅か混入しているだけなので、強くこすらなければボディにキズが入ることがない使いやすい商品です。

 

 

作業を始めるにあたり、最初にボディ全体を水で洗います。これは表面に付着しているほこりや砂などの汚れを落とすためです。

 

十分すすいだら、中性洗剤を使いキレイに汚れを落としていきます。しかし、イオンデポジットがすごいので、ほとんど汚れの落ち具合がわかりませんでした。

 

 

次に、ボディを水アカ落とし剤で磨いていきます。一気に全体を磨くと、最初に磨いた部分が乾燥して乾燥した汚れ落としに時間かかかるので、ブロック分けして磨いては水で洗い流すことを繰り返していきます。

 

 

説明書には、落ちにくい水垢やイオンデポジットは薬剤を塗り広げて少し時間をおいてからこすると良いとあったので、しばらく放置してからこすってみました。

 

しかし13年蓄積したイオンデポジットはかなり頑固ですでに塗膜と同化してしまっているようで、まったく歯が立ちません。

 

気を取り直して、一度クルマ全体を水垢落とし剤で一通り磨き、そのあとコンパウンドでイオンデポジットと戦うことにしました。

 

今回使用するコンパウンドは、2,000番の水研ぎペーパーのキズを消せる粒子のコンパウンドでしたが、水垢落とし剤で落ちにくいことに少し不安がよぎります。

 

そして、バフも粗目のスポンジバフを装着して磨き作業に挑みます。本当はウールバフで磨いてしまいたいところですが、ブラックのボディカラーなので、磨きキズの修正を嫌い、スポンジバフで磨きに入ります。

 

 

コンパウンドを少量バフにつけて、ブロック分けして磨きに入ります。特にボンネットのイオンデポジットはすさまじく、一度の磨きでは効果があるのか全く分からないほどです。

 

しかし、3回、4回と磨いていくうちに、次第にイオンデポジットがなくなり本来の艶やかなブラックの塗膜が現れました。

 

磨き作業をしていて、この時が一番嬉しい時です。この感動があるから磨き作業は楽しいと感じるかもしれません。その後、ボディサイドなど一通り磨き作業を進めていきます。

 

最後に、目立ちやすいボンネットやドアの上半分に極細目のコンパウンドで最終鏡面仕上げを施して終了です。

 

もちろん、磨いている間は磨き粉が出るので、それをマイクロファイバークロスで落としながら進めました。しかし磨く量が多く、結局コンプレッサーを持ちだしてエアーで磨き粉を吹き飛ばす方法に切り替えました。

 

磨き終了後、今度はシラザン50のキット内に含まれる専用シャンプーを使い、ボディ全体を優しく洗い上げ、泡残りが無いように水で充分すすぎます。

 

この後がかなり面倒でした。シラザン50の取扱説明書に、水分を完全に除去してから施行するようにと合ったからです。

 

エンブレムやクルマのドアやドアノブ、そしてドアミラーなど稼働部分の水分除去を行いますが、エアーで水滴を飛ばしても古いクルマなのでいつまでも水滴が出てくる始末。

 

しかし、水分が残っていると施工失敗につながるので、とにかく丁寧に水滴を除去することに専念しました。

 

 

ここまでの一連の作業を、朝9時から始めたのですが、磨き終了時点ですでに16時を回っています。7時間も洗車と磨きにかかってしまいました。

 

しかし、その成果はかなり満足できるもので、ピカピカになりました。

 

後半の施工編に続く。

 

続々とカーケア用品が登場!?おすすめカーケア商品を紹介!

 

コロナ禍で自分の愛車をキレイにする気運が高まり、洗車用品市場がにぎわいを見せていました。しかしここにきて平常運転に世の中が戻ってきたことで、洗車用品の需要が落ち着きを見せているといいます。

 

そんな中、各洗車メーカーから新作が登場し、今までより手軽に洗車ができそうな商品があるのでご紹介したいと思います。

 

クルマの洗車は、特にクルマ好きにとって重要なメンテナンスの一つです。様々なケミカル用品や洗車用具を駆使しでクルマをキレイにしますが、使う用品も好みで使われていることと思います。

 

また、洗車はオーナーの好きなようにやるのが一番なので、人それぞれ洗車方法も大きく異なるはずです。

 

とはいっても、洗車は時間と労力がとてもかかる作業なので、誰しも洗車にかける時間を短く、そしてキレイにしたいと思っていることでしょう。

 

そして最近流行りのSUVなどはクルマの造形が複雑なので、洗車にかかる時間が非常に長くなるほか、細かい部分をキレイにすることに手間取ることも少なくありません。

 

そんな中、SUVなど最近のクルマに多い造形が複雑なボディを洗いやすくさせるアイテムや、背が高いミニバンでもルーフを洗いやすくさせるアイテムが登場しています。

 

●DCMミトン

参照元https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000296.000022024.html

 

最初にご紹介するのは、ホイールやグリルなど洗いにくい狭い部分を簡単に洗えるようにしたミトンです。様々な洗車用具を販売するDCMが販売する商品で、「DCM 先が割れてる洗車ミトン」はとても便利なアイテムです。

 

ミトンを使い、洗車をしている方も多いですが、使用中に洗車ミトンの中で指がずれてしまい洗車中に何回も指の位置を調整する必要がある商品が多くあります。

 

また、どうしても狭い部分や曲線部が洗いにくいというデメリットがありましたが、DCM先が割れている洗車ミトンを使えば、先端が割れていることで、指が滑ってずれることもなく曲面部分も狭い部分も洗いやすくなっています。

 

DMC吸水たっぷりクロス

参照元https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000296.000022024.html

 

次に紹介するのは同じくDCMが販売する「吸水たっぷりクロス」です。こちらは、90cm×40cmの大判サイズで、最大1Lの吸水力がある優れたクロスです。

 

一般的な拭き取りクロスでは、何回も拭き上げ作業が必要であり、洗車時間と労力が多くなることが多くありましたが、吸水たっぷりクロスなら、水滴を素早く一度に取りされるので、洗車がとても楽になるはずです。

 

●ホンジョウ ウォッシュマン ザ モップ

参照元https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000952.000039923.html

 

次にご紹介するのは、ホンジョウ ウォッシュマン ザ モップです。プロ用として販売されていますが、個人でもECサイトから購入できる優れものです。

 

この商品は、ブラシに柄を付けることで、しゃがむことなくボディ下部を洗えるほか、背の高いミニバンのルーフも洗いやすい設計です。

 

優しく洗うことを基本に、最高品質のニュージーランド産の子羊の羊毛を使用しており、ボディ表面を傷つけることなく素早くきれいに汚れを洗い流します。

 

さらに、整備工場向けに出荷されている製品なので、これを使った洗車により整備工場が10分から20分も洗車短縮に成功した事例もあるので、洗車をキレイに素早く行い方にはおすすめの商品です。

 

ここからは、コーティングについて面白い商品をご紹介します。

 

●ゼロワイパー

参照元https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000153.000017074.html

 

最初に紹介するのは、カーメイトが販売しているガラス撥水剤のゼロワイパーフルセットです。雨が付かないコーティング剤として人気がある本商品は、9年ぶりにリニューアルして今年の4月に新商品が登場しています。

 

本商品を一度でも使ったことがあればわかりますが、フロントウィンドウに雨水が全く付着しないので、非常にクリアな視界が保つことが可能で、しかも水滴がつかないためワイパーさえもいりません。

 

そのため、雨の日のレースでも評価が高く、レース愛好家から支持されているガラスコーティング剤です。

 

たたし、今までは施工に非常に手間がかかり、必ずベースコートを塗り広げてから施工する必要がありました。それが新製品では、水分を除去すればすぐにコーティングできる手軽さです。これからの雨のシーズンには必需品の商品と言えるでしょう。

 

●シラザン50

参照元https://www.zwebonlinestore.com/shopbrand/carparts_coating/

 

そして、最後に紹介するのは日本ライティングが販売する「シラザン50」です。今までのガラスコーティングの塗りにくさと手間が一切なくなった商品で、簡易スプレーワックスのノリで施工できます。

 

もちろん簡単に施工できるからと言って、耐久性が悪いとか施工後の状態が悪いということはありません。耐久性も3年ノーワックスに加え、ガラス系ではないプロが使用するのと同じガラスコーティング剤なので、耐久性も光沢も、そして撥水性能も素晴らしいです。

 

さらにすごいのは、シラザン50があれば、車1台丸ごとコーティングできてしまうことです。いままで、ボディと樹脂部分、ガラス、メッキモール、ホイールなどはすべて専用品でコーティングするのがセオリーでした。

 

しかし、シラザン50はタイヤなどのゴム製品以外は、すべてコーティング可能です。

 

つまり、これ1本購入すれば、ほかのコーティング剤を購入する必要なく、しかもクルマのすべての部分が3年間きれいな状態で保てます。

 

このように、様々な便利な洗車グッズが世の中に販売されるようになりました。

 

どれを使っても満足できる商品を今回集めてみましたが、洗車は自分がやりたいようにやるのが一番ですから、今までの洗車で不便と思っていた部分が補える商品がこの中にあればぜひ使ってみてください。